IP Power9222について

今回はLED蛍光灯の電源の遠隔操作にIP Power9222という装置を使用した。
詳細をまとめる。

IP Power9222
 AVIOSYS社(中国?)が発売しているIPPowerシリーズは、LAN経由で電源を遠隔操作出来る装置。

基本的な使い方
@IPPowerに電源を入れて、LANに接続する。

AipEditというソフトを起動して、LANに接続されているIPPowerを検索する。

1.ipEditの起動


2.IPPowerの検索



B検索されたIPPowerのIPアドレスを確認、必要があれば変更する。
 赤枠内を確認。適宜変更。


Cwebブラウザを開き、IPPowerにアクセスする。

・ webブラウザのアドレス部分に[http://(IPアドレス)/]と入力する。
・この時、ウイルスバスターが起動し常駐していると、通信を妨げ操作出来ないので、必ず終了する。
・ユーザーネームは[admin],パスワードは[12345678]でログイン出来る。


D電源操作が遠隔で出来る。

・左側がメニュー。右側が操作画面。
・OUT1〜4がoff時に接続されてるチャンネル。5〜8がoff時に閉じているチャンネル。(IPPower底面に記載あり)





プログラム中での使い方
 サンプルプログラム中には、Basic、C++の利用方法しかなかった。Basic、C++の利用者は[IPPower関係]フォルダ内を参照のこと。
今回はC#で操作をする方法を紹介する。

参考  http://osisdie.blogspot.jp/2013/01/c-ip-power-programming.html
     ↑台湾人のブログ。


プログラムの頭の方、自分の場合は、クラスの中の最初に以下のコードを書く。
[DllImport("socket_http.dll", EntryPoint = "posturl", CharSet = CharSet.Ansi)] 
internal static extern Int32 posturl(string url, string password);

あとはクラス中の任意の使用箇所で以下のコマンドを書く。するとコマンドに対応する操作がIPPower反映される。
posturl("[IPアドレス]Set.cmd?CMD=setpower+p[変更するチャンネル]=[1=ON。0=OFF]", "[パスワード]");

例:posturl("http://192.168.1.85/Set.cmd?CMD=setpower+p68=1", "12345678");
p68→OUT8。p67→OUT7。・・・・p62→OUT2。p61→OUT1。に対応している。
1がONで、0がOFFになる。1〜4と5〜8ではONOFFでスイッチの結果が入れ替わっているので注意。(IPPower底面参照)


その他。注意点など
ネットワークに接続せずに使用する場合
 ネットワークを介して行っているが。PCとIPPowerをLANケーブルで直接接続しても操作出来る。
その場合、ネットワークのプロパティからIPアドレスをいじる。→デフォルトゲートウェイをIPPowerのIPアドレスにする。